前立腺炎のPSA検査
前立腺特異抗原という言葉をご存知でしょうか。
これは、別名PSAと呼ばれる腫瘍マーカーのことで、前立腺癌の早期診断に役立ちます。
前立腺特異抗原(PSA)は、今では血液で簡単に測定できるようになりました。
また、前立腺癌の早期発見に役立つということも分かっています。
前立腺特異抗原(PSA)は、人間ドックや検診に取り入れられており、これにより、前立腺癌の早期発見が多くなってきました。
今世紀に入ってからは、前立腺特異抗原(PSA)検査により、多くの前立腺癌が、早期のうちに診断されるようになっています。
この検査は、前立腺炎でも行われることがあります。
前立腺特異抗原(PSA)は、前立腺のたんぱく質で、前立腺の炎症が原因によって、PSA高値になります。
このPSA数値は、4,0ng/ml以上で、そうなると「前立腺癌の疑い」と診断されることがあります。
前立腺炎を治療することで、PSA数値が下がってくることもあります。
ですが、PSA数値の高値が続く場合は、詳しい検査が必要になってきます。